Ambivalent about......
このブログを書き始めるにあたり、ひとつだけやりたくないことがあります。それは「遠い将来の成功を踏まえて失敗談を書き溜める」というやつです。
「東大合格体験記」みたいな。
なんというかそういう失敗談って、成功ありきというか、合格しなきゃ意味がないみたいに見えるというか、そういう感じがして「嫌」だなぁ、って思うんです。そんななんとも幼稚な理由によってそう決めました。
まあ訳を聞いてください。その失敗談が「美談」のように見えるのは、その後にあった成功から綺麗に解釈した結果なのであって、その失敗時点での解釈ではないと思うんです。歴史にifはないとは言うけれど、その時点では「成功」するかどうかはわからなくて、その時間は暗闇を一歩ずつ確認しながら歩くような、そんな時間だったはずなわけです。
だから、もしその成功というバイアスを外してこの日々を解釈すれば、無価値になってしまう、ように見えます。
でも、この日々がそんな無価値なものではないことを僕は綴りたいのです。雰囲気で言えば、「まぁこの1週間悪くなかったな」みたいな、もっといい意味で無味乾燥な日々の振り返りをする、そういうブログでありたい。
遠い未来からの解釈なんか、その未来でやればいい。
大事なのは自分を肯定して前に進んでいくことで、そのための一つの手段としてこのブログを活用したいと思うわけです。
一見前の記事と二律背反な感じに見えますが、こういう変わったこだわりを持った奴もいるんだと思っていただければいいかなと、思います。
感情は二律背反なんです。欅坂46オタクなので。